Elenのモリモリ東京旅行 Day2

2024年3月29日 金曜日 雨のち晴れ

 

 

実は東京旅行1日目の夜に

沢山お酒を飲んでしまって、

 

Day2は二日酔いから始まりました。

 

ホテルのロビーに隣接する形で、

素敵なブランチができるレストランがあったので、

 

少し休みながら

お昼過ぎまでゆっくり過ごしました。

 

実は昨晩泊まったこのホテル、J.S.バッハがテーマになっていて、

 

会場全体には、バッハの美しい旋律が流れていていました。

 

 

よく見ると、ト音記号のモニュメントがあったり、

天井はバッハの数学的にも美しい、計算され尽くした曲をイメージしたタイルでできていて、

 

細部までこだわった空間に癒されました。

 

また、ほとんどのお客さんは外国の方で、

とても新鮮でした。

 

体力が回復して、ホテルを出ると、

ゆっくりショッピングをして、

 

夕方には、いよいよ今回の旅行の目玉である、

バッハコレギウムジャパンさんによる

マタイ受難曲 in 東京オペラハウス

を見に行きました。

 

美しいホールと大きなオルガンに圧倒されました。

 

実はこの日、3月の第四金曜日は、

エスキリスト様の受難の日(十字架にかけられた日)

で、キリスト教では聖金曜日と呼ばれるとても大切な日でした。

 

マタイによって書かれた聖書をベースにバッハが曲を付け、

2群に分かれた合唱団と、ソリストたちが

キリストの死の直前の様子を再現します。

 

やはり見ていると、

キリストを信じている方と、そうでない方の

歌に違いがあるように聞こえました。

 

(信仰の部分に関しては、Elenの個人的な予想ですが)

 

ソリストの日本人の方は東京藝大卒の方が沢山いて、

きっと上手いんだろうなあ、と思うのですが、

「音楽としての美しさ」を追求してる感じがして、

少し薄く聞こえてしまいました。

 

一方で、ヨーロッパ圏の海外の方は、

実際に教会で歌っていた経験がある方もみえて、

その響きからなにか違うものが伝わってきました。

 

(ドイツ語なので、直接の意味は分かりませんが。。

手元の翻訳と照らし合わせながら聞いていました。)

 

祈るように歌っているようでした。

 

曲が全曲終わるとしばらく沈黙があり、

(教会では、聖金曜日に演奏される受難曲には拍手をしないことになっているので、その表現としての沈黙なのかな?)

 

その後、拍手が巻き起こりました。

 

ソリストの方には一人ずつ拍手を送ったのですが、

やはり現地で歌っていた方への拍手はとりわけ大きく、皆さんも特別なものを感じたのだな。と思いました。

 

22:00ごろに終焉し、

次の日は私も仕事があったので、急いで帰ってきました。

 

久しぶりの一人旅、

とても充実していて、現地で沢山のものに触れられたので、とても楽しかったです。

 

まだ元気なうちに色々なところへ行って、

沢山のものを吸収できたらいいな、と思いました。

 

成り行きと、抑えたいポイントをバシッと掴んだElenの旅、いかがでしたでしょうか?

 

一緒に旅をした気分で見ていただけていたら、とてと嬉しいです☺️

 

長くなってしまいましたが、

最後まで見てくださり、ありがとうございました。

 

Elenでした!

 

P.S.

旅行の後、仕事から帰ってくると38.4の熱があり、そこから5日ほど寝込んでおりました。

投稿が止まってしまい、ご心配をおかけしました。

溶連菌と診断されました。

今年、東京では例年の二倍以上流行っているそうです。

皆さんも体調にはお気をつけくださいね。

 

明日からまた出勤頑張ります!